データ事業を軸にアルゴリズムソフトウェアを駆使してC向け・B向けの事業を展開しているITベンチャーのアイディオットは29日、データ収集・売買が行える、データマッチングプラットフォーム「DP2(ディーピィートゥー)」で、国勢調査データの取り扱いを開始したと発表した。
DP2は、企業が保有するデータをフリマのように売買できるオンラインデータマッチングプラットフォーム。データの流通を促進することで、従来AI開発に必要な「データ収集」の時間を短縮し効率化、プロダクト開発のスピードをアップする。
従来、AI開発をする際にまず行うべき「データ取得先の選定」と、その「収集」を企業が独自に行うのは時間もコストもかかっていた。しかし、DP2を利用することで、プラットフォーム上のデータストックから「欲しいデータ」を選んで購入ができ、圧倒的な作業の効率化と新しいデータとの出会いが見込める。またデータサイエンティストとのマッチングを行うことで、「購入データの整形」や、「データ利用シーンのアドバイスコンサルティング」も提供。一方で、自社データを保有している企業のデータ販売、既存データの売上化も可能だという。