ロボットメーカーのDoog、メモリトレース搭載の新製品を発売開始

Doogは6日、今までのガイドレスAGVの概念を覆す新機能、メモリトレースを搭載した、新製品「サウザーベーシック」の販売を開始すると発表した。

サウザーベーシックは、これまで予算や導入までのインテグレーション・運用面の複雑さ、環境の制約でガイドレスAGVの導入を断念してきた現場に最適だという。「簡単導入」「自由自在」「多様環境対応」をコンセプトに、現場の幅広い要望に応える。

メモリトレース機能は、記憶させた経路を自動走行する。メモリトレースは、教示再生と呼ばれる自律走行技術に分類される当社オリジナル方式であり、地図と経路の構築は作業者が歩くだけで可能。速度や一時停止、外部機器制御などを同時記憶できる。

自動走行させたいルート上を人がサウザーベーシックを操作して誘導するだけで、サウザーベーシックが周囲の風景を記憶し、自動走行のためのデータを簡単かつ短時間で生成することが出来る。多くの現場で誰でも自由自在にコースセッティングが出来るため、ルート変更にも現場の作業者が対応できる。

サウザーベーシックは、これまでのガイドレスAGVの様に特別な技術者や管理者は必要なく、PCやタブレット等による地図データの編集作業を必要としない。もちろん、専用ツールの操作や、ネットワーク設定など特別な知識も必要ない。毎月の維持管理やサポート費の費用負担もない。

さらにパッケージ製品として必要なものが一通り付属している。買ってそのまま使用できる自動走行ロボットを、200万円を切る価格(RMS-10B1(JP6)の場合)で購入かのうだという。

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