映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を運営するフューチャースタンダードは17日、会議の音声をAIが解析し、会議の生産性を向上させる会議最適化AIツール「ミーナビ」のβ版の提供を開始した。
会議最適化AIツール「ミーナビ」は、会議の音声をAIが解析し、進行中の会議をリアルタイムで可視化・データ化して、最適にラップアップするサポートをする。このAIツールにより、従来の会議がAIの力を借りて効率的に進行し、省力化を実現しながらも最適化される。
会議最適化AIツール「ミーナビ」の導入により想定されるメリット
・議論が空転しないようにAIにより要約し、履歴を取ることでよりロジカルな議論を促す
・決定事項やToDoの抜け漏れが無いかなど、本来会議で重要なラップアップを基礎機能として盛り込むことで、会議成果を可視化する
・少人数の会議で議事録役を設定せずに、より効率の良い会議を実現する
・途中参加者が議論の流れを「ミーナビ」で確認することにより、一から説明する手間を削減する
・発言比率を可視化することで、適正な参加者を検討する参考とする
・事前にアジェンダを設定することにより、アジェンダからの逸脱を可視化し、本題に戻す指標とする
ミーナビは従来会議のファシリテーターが負っていた様々な機能を代替する。これによりファシリテーターが議論に参加したり、リアルタイムに反応することでより短い時間で結論を導くことができるようになる。
ミーナビの仕組み
音声を高精度に認識してテキスト情報に変換する。そのテキスト情報をChatGPT(GPT-4)に入力し、会議を最適化するための必要なデータ形式に変換する。そして、リアルタイムで会議データを出力する。
音声入力はPC/スマートフォンのWebブラウザから行うことができるため、新しいハードウェアは不要。