manaableは8月30日、研修業界で問題になっている、ChatGPTなどのAIを利用した不正受験対策として、AIを利用した不正受験防止機能をリリースしたと発表した。
manaableを利用する団体様の多くが、自らの団体で、試験による専門職認定をおこなっている。ただし、専門職認定をオンライン受験にて実施する際、不正受験の防止を実現することが重要な課題となる。
AIを用いた不正受験は、ChatGPTの登場によって、専門職認定において差し迫った問題となっている。米国では、ChatGPTによる受験によりMBA、医師免許といった難関資格の合格ラインを突破した事例が出ている。同社のテストでも、manaableを利用している団体の専門職試験をChatGPTで回答した結果、80%以上の正答率を担保することが可能という結果が得られている。
manaableでは、受験中の不正操作(別アプリケーションの起動など)を検知することで、AIを利用した不正受験を防止する機能をリリースした。この機能により、不正防止が可能となり、manaableを利用している団体の試験の公平性を担保する。
manaableは、「すべての人の学びを可能に」のプロダクトビジョンを実現するために、今後もさまざまな技術を利用して、研修のDXを実現してくという。