次世代アプリを開発・運営するNGAは25日、同社が提供している第3世代AI採用アプリ「HelloBoss」で、OpenAI社が手掛ける生成AIのChatGPT技術を利用した英語履歴書生成機能をリリースしたと発表した。
求職者の日本語履歴書の内容をもとに、わずか1分で、英文レジュメのテンプレートが適用された英語履歴書が自動的に作成可能になる。「HelloBoss」のローンチ時から好評のChatGPT技術による自己PRの自動作成機能や、昨年公開後人気を博した独自開発の履歴書写真生成機能に続く履歴書関連の生成AI機能であり、求職者の履歴書作成の更なる効率化を図ったもの。
「HelloBoss」の英語履歴書生成機能は、OpenAI社が展開するChatGPT技術を利用しており、求職者の既存の日本語履歴書を参考に、英語に直訳するのではなく、自然な英語表現が使われ、そして英文レジュメのテンプレートが適用される英語履歴書が自動的に作成できる。AIによる作業時間は、日本語履歴書の情報量に左右されることがあるが、基本的に1分内で出来上がる。なお、OpenAI社が日本市場向けの3倍速い日本語特化モデルの発表に伴い、さらに速い処理速度の実現も期待されている。
生成された英語履歴書は、「HelloBoss」の中において、求職者が採用担当者に直接チャットから送ることができるほか、ダウンロードして単独なファイルとして使うこともできる。
「HelloBoss」は第3世代AI採用サービスとして、アプリの正式ローンチ時から、独自のAI技術による企業と求職者のマッチング・チャット機能(特許第7299663号)を実装していると同時に、最先端のChatGPT技術も導入している。
ローンチから1年間、以下のように、数多くのAI関連機能を無料で提供しており、市場から評価されている。
・求人サービスとして日本初(自社調べ)の、ChatGPT技術を利用した求人募集要項自動作成機能、求職者自己PR自動作成機能
・求人サービスとして日本初(自社調べ)の、ChatGPT技術を利用した採用・求職に関するAIカウンセリング機能
・求人サービスとして日本初(自社調べ)の、独自生成AI技術による履歴書写真生成機能
・日本初***の、独自AIによる正社員推定数を含む、540万社の国内最大級****企業データベース「HelloData」
「HelloBoss」は社会全体の人材流動を促進し、日本企業の生産性を高めることを常に目指している。今後は引き続き、最先端のAI技術の実装と応用に取り組み、採用・就職プロセスの効率化に挑戦していくという。