アジラ、AI警備DXツール「AI Security asilla」が阿蘇くまもと空港で本格稼働
アジラは14日、同社開発の警備、施設管理向けAIDXツール「AI Security asilla(asilla)」が、阿蘇くまもと空港(熊本県益城町)で実証実験を経て、本格稼働となったことを発表した。
阿蘇くまもと空港を運営する熊本国際空港は空港警備におけるAIツールの活用を模索するため、asillaを警備現場で運用し、次世代の警備環境を構築する実証実験を2024年3月から行ってきた。
この実証実験を通じて阿蘇くまもと空港での警備強化と警備品質の向上、警備現場での業務効率化などに対し、asillaが一定以上の効果があると認められたため、この度、本格導入となった。
「asilla」は、世界トップクラスの行動認識技術を基にしたAI警備システム。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出したときのみ、瞬時に映像を通知する。映像をモニタリングする警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落としも無くすことができる。
「asilla」は様々なものや様々な行動が検知対象。検知対象をAIが発見すると検知から1秒以内にモニターやメールなど、設定された通知先に発報する。