朝日新聞社、生成AIを活用したラップバトル形式によるディベートシステムを共同開発
朝日新聞社メディア研究開発センターは17日、Dentsu Lab Tokyo、Think & Craft、兵庫県立大学と共に、それぞれの技術とアイデアを活用して生成AIを活用したラップバトル形式によるディベートシステム「Debate Generation System in Japanese Rap Battle Format」を開発12月3日~6日に東京国際フォーラムで開催された国際学会「SIGGRAPH ASIA 2024 TOKYO」に採択され、「Real-time Live!」セッション内で発表し、本セッションにおける最高賞である「BEST OF SHOW AWARD」を受賞したと発表した。
テーマを入力すると、生成AIにより2つの異なる観点からのリリック(意見)を生成し、音楽に合わせて多様な議論をする。
朝日新聞社は主に、様々な議論をエンターテイメントとして昇華させるための、生成AIを活用したディベートシステムのコンセプト設計、また兵庫県立大学の三林亮太氏と共に、与えられたテーマを元に日本語ならではのラップ独特のライム(韻)を考慮したリリックの自動生成を担当した。生成されたリリックは音声合成され、ビート(音楽)とともにオーディオ・ビジュアルパフォーマンスとして統合した。