NTTデータは社会貢献活動の一環として、「特別定額給付金」支給業務を行う地方公共団体向けに、紙資料をデジタルデータ化するAI-OCR*1サービス「NaNaTsu AI-OCR with DX Suite」*2とRPAソリューション「WinActor」*3、RPAソリューションのeラーニングを、給付金支給期間である5月1日から7月31日までの間無償提供する。
また併せて、給付金申請書に「給付コード欄」を設けた推奨レイアウト、AI-OCRにより自動で入力するための帳票定義、申請対応業務を自動化するためのWinActorシナリオの3点を提供する。これにより地方公共団体職員は、簡単な導入作業のみで、給付金支給業務の自動化が可能となる。
申込は、NTTデータまたは、「NaNaTsu AI-OCR with DX Suite」特約店に問い合わせる。
*1:AI-OCRとは、従来のOCR技術とAIとを組み合わせ、学習した内容に基づいてルールを見いだして読み取る技術のことで、紙や画像中に記載された手書きの漢字や数字などを、高い精度でテキストデータに変換する。
*2:NaNaTsu AI-OCR with DX Suite は、2019年11月1日から地方公共団体向けAI-OCRサービスとして提供を開始し、100以上の団体で利用されている。(2020年4月23日時点 )
*3:WinActorは、2010年にNTTアクセスサービスシステム研究所で生まれた技術をベースに、2013年にNTTアドバンステクノロジが製品化に成功した、純国産のRPAソリューション。提供開始以来約5000社の企業や地方公共団体に導入されている。