ライナロジクスとHacobu(ハコブ)は25日、完全AI自動配車システムLYNA(ライナ) 自動配車クラウドと動態管理サービス MOVO Fleet(ムーボ・フリート)のサービス連携を開始すると発表した。
ライナロジクスのLYNA 自動配車クラウドは、配車計画に特化した完全自動配車システム。数多くのロジスティクの現場で鍛えられた独自のAI技術で、最適な車両台数と配送ルートを瞬時に算出する。Hacobuの動態管理サービス MOVO Fleetは、物流業界に特化したテレマティクスサービスで、輸送車両がいつ、どこを走行しているかGPSで把握することができる。
今回の連携により、LYNA 自動配車クラウドで作成した配車計画のデータを出力し、そのままMOVO Fleetに取り込むことで、配車計画作成から輸送車両の緻密な動態管理までを一気通貫して行なうことができるようになる。配車から運行管理まで担当する人は、両サービスの併用が容易になり、業務負担が軽減される。また、配車担当と運行管理を別の人が担当する場合は、コミュニケーションコストが削減できる。
すでにLYNA 自動配車クラウドを利用している場合は、MOVO Fleetを併用することで、配車計画の動態管理側への取り込みを瞬時に行い、配送状況の管理まで行うことができる。
すでにMOVO Fleetを利用している場合は、LYNA 自動配車クラウドを併用することで、配送計画作成時間の短縮と動態管理システムへの反映の時間短縮が実現できる。
本連携に続いて、今後はライナロジクスのLYNA 自動配車クラウドとHacobuのトラック予約受付サービス MOVO Berthとの連携も開発を進めるなど、両社の強みを活かしたサービス連携を通じて、顧客の業務の効率化を支援していくという。