AIインテグレーション事業、Webインテグレーション事業、AI研究/プロダクト開発事業を展開するアローサル・テクノロジー(AROUSAL Tech.)は5日、顧客の問い合わせ経験ある東京在住の士業従事者(税理士、公認会計士、弁護士、司法書士、士業事務所その他スタッフ)106名を対象に「士業の問い合わせ業務とチャットボット利用に関する調査」を実施し、結果を発表した。
はじめに、「あなたの事務所(会社)では、業務において、どの程度問い合わせ業務が全体の業務量を占めていますか。」と質問したところ、「1%~9%」が20.8%、「10%~19%」が17.9%という回答だった。
全問で「1%~99%」と回答した方に、「お客様からの問い合わせは定型的な質問であると感じたことが今までにありますか。」と質問したところ、「何度もある」が21.0%、「少しある」が43.2%という回答だった。
その言質問で残った42人に、「AIチャットボット(人工知能を活かした「自動会話プログラム」)を導入して問い合わせ業務を効率化したいと思いますか。」と質問したところ、「とても思う」が40.5%、「少し思う」が33.3%という回答となりました。
今回の調査では、問い合わせ業務を経験したことがある士業従事者に対して、問い合わせ業務が全体の業務量を占めていると感じる人は多数いることがわかった。問い合わせは定型的な質問であると感じたことがある人が64.2%、定型的な問い合わせとして「経理処理関連」や「事務所のサービスの費用」などがあがり、問い合わせ関連業務に時間をとられ、仕事の生産性が落ちていると感じる人は約7割もいることが判明した。
解決策として、AIチャットボットを導入して問い合わせ業務を効率化したいと思う人は73.8%もいるなど、問い合わせ業務量削減のために、AIチャットボットの導入需要も明らかになった。
調査概要
調査概要:士業の問い合わせ業務とチャットボット利用に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年2月15日~2021年2月17日
有効回答:顧客からの問い合わせ経験がある東京在住の士業従事者(税理士、公認会計士、弁護士、司法書士、行政書士、士業事務所その他スタッフ)106名