AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」知的財産関連契約書 レビュー対応類型を拡充
LegalForceは17日、同社が提供するAI契約審査プラットフォーム「LegalForce」で、知的財産に関連する契約書のレビュー対応類型を拡充したと発表した。
LegalForceでは、国際競争力の強化、知的財産権侵害案件の増加といった昨今の知的財産権の重要性の高まりを背景に、知的財産部門を有する大企業や知的財産を日常的・積極的に取り扱われているユーザーからの要望を踏まえ、知的財産に関連する契約書のレビュー対応類型を拡充させている。6月現在で累計10類型のレビュー対応類型を用意している。
また、6月中には著作物ライセンス契約、7月以降キャラクター商品化許諾契約、商標ライセンス契約の追加を予定しており、今後も対応類型の充実に努めていくという。
知的財産関連契約書のレビュー対応類型一覧
AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」では以下の知的財産関連契約書のレビューに対応している。
●共同研究開発契約(対 大学・研究機関)
●共同研究開発契約(対 企業)
●共同出願契約
●特許ライセンス契約
●ソフトウェアライセンス契約
●クラウドサービス利用規約
●キャラクターライセンス契約
●ソフトウェア開発委託契約
●英文共同研究開発契約(対 企業)
●英文ソフトウェアライセンス契約
「LegalForce」はAIによる契約書の「自動レビュー」機能を始め、条文検索、契約書ひな形・書式集などを提供する他、契約書作成に関わるデータを蓄積できるため「ナレッジシェア」にも有効など、契約書業務の品質向上と効率化を同時に実現する。
2019年4月に正式版を提供開始して以来、約2年間で800社を超える企業・法律事務所に有償契約で利用されている。