ロボット工学とオートメーション分野の国際会議「IEEE ICRA2024」横浜開催決定
横浜観光コンベンション・ビューローは5日、6月上旬に開催された米国電気電子学会ロボット工学とオートメーション学会理事会で、「ロボット工学とオートメーションに関する国際会議2024(IEEE ICRA2024)」の開催地が横浜に決定したと発表した。日本で2009年以来、15年ぶりの開催となる本会議はハイブリッド形式で、2024年5月13日~5月17日パシフィコ横浜を会場に開催される。
横浜観光コンベンション・ビューローおよびパシフィコ横浜は、神奈川県、横浜市、観光庁、日本政府観光局(JNTO)と連携し、IEEE ICRA2024 in Yokohama招致委員会の誘致活動を支援。韓国ソウル市と競合の結果、国内の研究水準の高さ、先生たちの熱意とビジョン、さらに開催地である横浜、日本の安全性や利便性、協力体制などが高く評価され、今回の誘致成功となった。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、国際会議の誘致・開催を取り巻く環境が急激に変化している。横浜では、2020年からすでに多くのハイブリッド形式の国際会議を含めた学術会議を開催しており、このニューノーマル時代でも選ばれる都市に成長している。国際会議は都市にもたらす経済波及効果が評価されているが、今回の「IEEE ICRA2024」は、参集する国内外の第一線の研究者たちと地元企業の多様な交流も期待され、横浜市が掲げる「イノベーション都市・横浜」をさらに推進することになる。地域への更なる経済効果や多様な人材交流の機会を生み出せるよう、横浜観光コンベンション・ビューローとパシフィコ横浜は国際会議の誘致に一層取り組んでいくとしている。