ボーダレス・ジャパングループのアノテーションサポートは27日、AI開発におけるアノテーション業務の請負サービス「アノサポ」を開始したと発表した。
AI開発に携わる企業・団体向けに、高品質でリーズナブルなアノテーションの代行サービスを提供する。また、アノテーション業務の代行サービスを通じて、貧困が原因で国籍が取得できない東南アジアの人々への雇用を生み出すことにより、世界の無国籍問題解決に貢献するという。
アノテーション代行サービス「アノサポ」の特徴
1.アノテーション専門の自社専属作業員による、高品質なデータ作成
アノテーションを専門で行う自社専属作業員がプロジェクトに参加することで、品質が統一され、AIシステムの結果に直結する高品質なデータを提供する。
2.独自の生産体制による、スピーディーなデータ提供
アノテーションに特化したオペレーション構築、自社専属の専門アノテーターのみの生産体制を整えているため、大量なデータ処理が必要なアノテーション依頼でも、スピーディーに提供する。
3.個別見積もりによる、リーズナブルな料金設定
プロジェクト内容やデータの定義などに合わせて、個別に見積もりする。またオフショアでの生産体制により、今よりもリーズナブルな料金で利用いただけるよう提案する。
世界では約385万人の無国籍者がいると言われており、貧困が原因で子どもたちが国籍を取得できないという問題も発生している。アノサポではそんな無国籍の子を持つ親を採用し、自社での育成を通じてプロのアノテーション作業員として働けるよう、子どもは国籍取得手続きにより学校に通えるようサポートするとしている。