connectome.design、AIコラボレーション開発プラットフォーム「metabase」提供開始
AI関連技術の活用戦略コンサルティング及び同技術を活用した新規事業創出を行うconnectome.design(コネクトーム デザイン)(COD)は27日、AI開発・実行における協働プロジェクトをサポートするSaaS型の開発プラットフォーム「metabase」を提供開始した。
「metabase」は、AIプロジェクトの実行ノウハウや、開発したモジュール、学習用データなどを流通可能かつ拡張可能にし、複数のメンバーや部署、会社をまたぐAI開発・実行の協働プロジェクトをサポートする、AIコラボレーション開発プラットフォーム。
2018年頃から日本国内でも企業でAIが盛んに活用されるようになってきたが、大企業であっても多くの企業は、日本経済団体連合会(経団連)が定めるガイドライン「AI-Ready化ガイドライン」5段階レベル中のレベル2に留まっているのが現状だという。同社ではこのレベル2の壁を乗り越え、国内企業のAI活用レベル引き上げることを目指している。
同社でもこれまで多くのAI開発を行ってきたが、外部の協力会社、特に海外の企業と共に開発する際に、セキュリティを確保してどのように開発環境を構築するかが毎回課題となっていた。この課題を解決するため、「metabase」を開発し、提供開始した。「metabase」は「AI-Ready化ガイドライン」のレベル3以上にすることを想定したサービス。
「metabaseは、Amazon Web Service(AWS)上に構築したSaaS型サブスクリプションサービス。クラウド上に構築されており、社内でもリモート環境からでもアクセスできる。
AWSの利用状況に応じて従量課金がある。自社専用環境で利用したい企業向けのエンタープライズ版も用意している。
またトライアル利用環境も用意している。
metabaseトライアル利用申し込み