法人向けOCRソフトを提供するハンモックは17日、AI OCRソフト「AnyForm OCR(エニーフォームオーシーアール)の新バージョン(Ver8.2)を2月中旬から提供開始すると発表した。
AnyForm OCR(エニーフォームオーシーアール)は2015年のリリース以来、データ入力業務の現場ニーズに応える機能の拡張、強化をしてきた。
今回の新バージョンでは、特にニーズが高い申込書などの手書き帳票を文字認識するAI OCRエンジンを自社開発し、利用しやすい定額制で提供。バックオフィス業務におけるデータ入力処理に時間やコスト面で課題を感じている企業を支援する。
これまで手書き日本語をOCR処理する場合には、AnyForm OCRライセンス料金とは別に、AI OCRエンジンを利用するためのオプション料金(従量課金制)が必要だった。
今回の新バージョンでは、自社開発のAI OCRエンジンが標準機能として組み込まれるため、有償オプション契約が不要になる。これにより、AI OCRエンジンが定額制で利用でき、処理項目(切り出し画像)数に応じて課金されるサービスと比べて、費用面で安心して利用できるという。