AI insideの「DX Suite」と大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」がAPI連携

AIプラットフォームを提供するAI insideは8日、ドリーム・アーツが提供する大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」とAI inside の「DX Suite」がAPI連携したことを発表した。

本連携により、「DX Suite」と「SmartDB」を利用するユーザは、「SmartDB」で開発した業務アプリにおいて、契約書・申請書・請求書などの紙帳票のデータ入力自動化を図ることが可能となった。AI inside は、あらゆるサービス・産業基盤との連携を進めることで、「DX Suite」の利用機会を拡大するとともに、業務効率化により新たな価値を生むための時間創出に貢献していくとしている。

あらゆる情報をデジタルデータ化する「DX Suite」と大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」がAPI連携し、業務アプリ上へ画像データを取り込むだけで「DX Suite」のAI-OCR機能により契約書・申請書・請求書などの情報を自動でデジタルデータ化できるようになった。

「SmartDB」は、現場主体で業務プロセスの完全デジタル化を実現できる、ワークフローとWebデータベース機能を備えた業務デジタル化クラウド。大企業を中心に50万名が利用しているという。

これまで「SmartDB」で開発した業務アプリへ紙帳票の情報を転記するためには、アプリ内のフォーム画面でテキストや数値を手作業で入力する必要があった。特に多くの取引や社内手続きが発生する大企業では紙帳票でのやりとりが比較的多く、業務システムへのデータ入力作業も膨大となる傾向にある。

今回のAPI連携が実現したことで、従来のデータ入力業務が不要となり、紙の契約書・申請書・請求書のPDFや画像データを「SmartDB」に登録するだけでスピーディーにデジタルデータ化することが可能となった。これにより、データ入力の工数や入力ミスを削減することができるほか、これまで紙帳票で保管されていた書類がデジタルデータ化されることにより、書類管理コストの最適化や「SmartDB」上で他システムと連携しデータ分析が可能となる。

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