ForwardX Robotics(フォーワードエックス)と椿本マシナリーは、昨年12月22日、東京で自律搬送ロボット(AMR)の販売パートナー契約を締結。椿本マシナリーはフォーワードエックスとの提携を正式に発表し、日本市場でフォーワードエックスのAMRを全面的にパートナーとしてサポート。2月1日から、物流業界向けを中心に販売開始した。
少子高齢化による人手不足などが要因で、倉庫や工場のデジタル化が進んでいる。両社は「お客様や社会が求める価値を持続的に提供していく」という共通の考え方に基づいて、倉庫や工場におけるソリューションなどについて、相互補完的な協力関係を構築。フォーワードエックスは営業サポートを提供し、椿本マシナリーは、エンジニアリング力をベースに、販売から保守・アフターサービスを担当。
今回の販売パートナー契約締結により、両社は優れた製品・開発力を融合し、これまで以上に自動化効率の高い提案や新たな仕組みを創出し、顧客の課題に応じた最適な物流システムを提供していくという。また、エンジニアリング会社として販売し、マーケットポジションを高めることを目指す。さらに、売上の拡大および物流業界の発展を求めていく。
フォーワードエックスは、AIとロボットの分野でグローバルな技術リーダー。インテリジェントな移動ロボットとAI対応ソフトウェアで構成される、柔軟性のある自動化プラットフォームを通じて、より良いパフォーマンスとより良い価値をもたらす倉庫および工場向けのマテハンのソリューションを提供している。
今、中国、日本、米国にオフィスを構え、世界中にパートナーシップを結び、拡大している。そして、物流、自動車、家電業界など、日系企業を含む中国大手企業を中心に100社以上の納入実績がある。海外での納入実績も増えており、その性能は高い評価を受けているという。
フォーワードエックスのチームには、世界中の一流大学や一流企業出身の300人以上のメンバーで構成されている。申請中の200以上の特許、2つのTRECVID一等賞やIEEE VOT-RT一等賞等の受賞歴のある研究成果が示すように、世界トップクラスのコンピュータービジョン科学者とロボット工学の専門家を集めている。
フォーワードエックスは人を根本とし、潜在能力を引き出し、創造性を高めるために、インテリジェントロボットを開発している。 人々が無意味で複雑な作業なしで、より良い日々を過ごすように注力していくという。