SCENTMATI、AI システム「KAORIUM for Sake」小売店向けサイネージを設置

嗅覚のデジタライゼーションによって新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC(セントマティック)は4 月13 日~4 月26 日にジェイアール名古屋タカシマヤ店で実施される「The NOW Collection ! 今っぽさに出会う」において、“今日の気分”にぴったりな日本酒を探せるAI システム「KAORIUM for Sake」小売店向けサイネージを設置する。

コロナ禍の中で、消費者行動をはじめとした環境変化のスピードが加速している。「消費者から選ばれなくなる」という百貨店ビジネスが厳しいと言われる中、新しい戦略としてDX への推進が期待されている。中でもAI を活用した買い物を便利にするサービスが普及している。ただ、その多くは、買い物レジを自動化・効率化するなど、業務改善型のサービス。「KAORIUM for Sake」では、消費者体験にフォーカスし、顧客とのコミュニケーションをアップデートすることができる最先端の買い物体験を提供するという。

今回の催事「The NOW Collection ! 」は、「今」っぽさを感じる販売手法や商品を取り入れたお買い物体験として新しい百貨店スタイルを顧客に提案するイベント。AI による最先端のDX 推進として接客を受けるより気軽に、客が好みや気分に合ったお酒選びをできる、商品と客を繋ぐ今までにないコミュニケーション体験として日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」小売店向けサイネージが採用された。催事期間中には、ジェイアール名古屋タカシマヤの地下2 階和洋酒売場で、多数の日本酒の中から、客にぴったりのお酒選びをサポートする。

日本酒は酒類の中でも種類が豊富にあり、「どれを選んで良いか分からない」や「ラベルやパッケージを見ても選べない」といった意見が多く、初心者には購入ハードルが高い商品。「KAORIUM for Sake」はインターネット上の膨大な言語表現と人の感じ方を学習したAI に、1万以上の日本酒の風味・感性データと酒ソムリエの感性を融合させた最先端のA I システム。消費者が「癒やされたい」「ワクワクしたい」などその日の気分にあった言葉を選んでいくと、AI が店頭にある日本酒とのマッチ度を計算し、相性の良い日本酒をレコメンドする。これにより「人間の感性にそった楽しいお酒選び」という、まるで唎酒師やソムリエがいるような購買体験が、小売店の店頭でも可能になる。

また「フルーティなお酒」というアバウトな表現ではなく「マンゴーのような風味を持ったお酒」というように、日本酒銘柄ごとに膨大な風味表現データによる今までになかった日本酒表現を「風味マップ」としてビジュアライズし、自分が好きなお酒や飲んでみたい風味をより具体的に探すことが可能になるという。

「The NOW Collection ! 今っぽさに出会う」概要

実施期間:2022年4月13日(水)~ 4月26日(火)
対象店舗:ジェイアール名古屋タカシマヤ
イベント概要:時代のトレンドワード「#韓国っぽ」な人気アイテムやSNS で話題を集めるブランドのリアルショップなど、百貨店のイメージを超えた新しい楽しさを届ける。
KAORIUM for Sake 設置エリア:地下 2 階和洋酒売場

詳細

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「KAORIUM for Sake」
ジェイアール名古屋タカシマヤ店
SCENTMATIC

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