ユビタス、Smart Surgery社の医療ロボットの手術トレーニングにVRストリーミング技術を提供
ユビタスは22日、クラウドゲームとメタバース関連のソリューションを提供し、Smart Surgery社のVR手術シミュレーションアプリ「術前トレーニングシステム」をサポートすると発表した。Smart Surgery社は、MEDICAL TAIWAN 2023 展(12月1日~12月4日)で製品のデモンストレーションを成功させている。
医療ロボットでもっとも有名な「ダヴィンチ」のような高度な手術を行うには、医学生だけでなく医師も十分なトレーニングが必要になる。病院や医学教育センターにしかないトレーニングシミュレーターは、場所を取る上に移動が難しく、ロボット手術の練習にかかる時間や費用、そして、現在の訓練のニーズに応えることも困難。上記のような、外科手術トレーニングの問題を解決するためにSmart Surgery社が開発した「術前トレーニングシステム」は、3D臓器モデルを搭載したVRデバイスの使用とインタラクション操作により、医師や学生に高い没入感を与え、低価格で外科手術トレーニングを実現した。ユビタスのソリューションにより、Smart Surgery社はデバイスのパフォーマンスを気にすることなく、オールインワンのVRデバイスで高精細な3D解剖モデルをストリーミング配信することができる。また、AIシステムにより、初心者や研修中の外科医がより正確に臓器の位置を判断できるようになった。
ユビタスは、世界最高のGPU仮想化技術とクラウドストリーミングプラットフォームを運用し、その高度な技術を通じ、優れたユーザー体験の提供に専念している。ユーザーがブロードバンドネットワークに接続している限り、スマートフォン、タブレット、ゲームコンソール、スマートTV、パソコンなどの様々なデバイスで、AAAタイトルのゲームを楽しむことができる。
現在ユビタスでは、クラウドゲームに関心のある国内外のゲーム会社をサポートするために、包括的なGDK(ゲーム開発キット)を使用し、市場投入まで短期間で行える「オンボーディングソリューション」を提供している。世界中の通信事業者、オンラインサービスプロバイダー、ゲームパブリッシャーなどと幅広く提携をしている。