ディバータは20日、API中心志向の次世代CMS「Kuroco|クロコ」で、ヘッドレスCMS内のコンテンツを自動的に読み込みChatGPTのように質問に回答できるAPIを提供すると発表した。
API中心志向のヘッドレスCMSのKurocoは様々なAPIとの連動に最適化されている。
今回、KurocoはOpenAI社が提供しているAI関連のAPIに対応した。
第1弾として、ヘッドレスCMS内のコンテンツを活用したChatGPTのようなchat機能の提供を開始する。
今、話題のChatGPTは全世界のコンテンツを学習しており、GPT4においては精度の高い回答が可能だが、オリジナルのコンテンツを元にした回答をさせる為には様々な工夫が必要だった。
Kurocoでは、それらの処理を自動的に行い簡単にオリジナルのコンテンツを元にしたGPTベースのチャット機能が利用できるようにした。
また、OpenAI社の利用規約によるとChatGPTは入力データが学習に利用されることがあるが、API経由の利用の場合は利用されないとされている。
その為、社内コンテンツなどをKurocoに登録しChatGPTのようなチャット形式で検索するような利用方法も考えられるという。
【利用用途の例】
・社内文書の検索用chat
・サイト内検索の代わりのオリジナルのチャット
・チャットによる商品検索
・お勧めの観光情報をチャットで案内する観光サイト
デフォルトではGPT3を利用しているが、GPT4を利用出来るAPIキーをセットするとGPT4での実行もできるようになっている。GPT4を利用することで、さらに精度が上がることを確認しており、GPT4の利用を推奨している。