ライフログテクノロジー、「カロミル」でChatGPT活用した「AI食事相談チャット(β)」スタート
食事・運動・体重管理アプリケーション「カロミル」の開発・提供をするライフログテクノロジーは9日、カロミルの新機能として、Open AIが提供する「ChatGPT」を活用した「AI食事相談チャット」機能のベータ版提供を開始したことを発表した。
「カロミル」は、特許技術の「カメラロール解析」により、スマートフォン搭載のカメラで食事を撮りためておけば、食事に加えて体重や血圧、血糖値が画像解析で簡単に記録ができる健康管理アプリ。
ユーザーから、食事を記録して健康管理をする中で、摂取栄養素は可視化できるものの「どのようにすればバランスのいい食事が摂れるのかわからない」「目標達成のために、どのように食生活を見直したらよいかわからない」など、行動への移し方についての要望が多かったという。
そこで、ユーザーの食事改善の行動を後押しする機能として、Open AIが開発した「Chat GPT」を活用し、AIによる対話型「AI食事相談チャット(β)」を追加した。これにより、ユーザーは1週間の食事データをもとにした食事アドバイスが得られる。
正式リリースに先行するベータ版として一部ユーザーから順次公開を開始し、今後全てのユーザーが利用できるよう展開予定。また、将来的には睡眠や活動量などのデータと連携することで、食事を中心とした包括的なアドバイスを行うよう検討を進めていくという。
「カロミル」は、食事・運動・体重管理アプリ。食事記録に関しては、写真1枚で毎日の食事を記録し、AI(人工知能)の画像解析技術によって自動で栄養価を割り出し登録する。カロリーだけでなく、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど18種類の栄養素の計算・記録もできるので、ダイエットのみならず、栄養バランスを考慮した健康管理が可能。また、食事記録だけでなく運動・バイタルの管理機能もそなえ、「健康のトータルマネジメント」を実現している。会員数は190万人を超えた(2023年4月時点)。