内部監査/GRC(ガバナンス・リスクマネジメント・コンプライアンス)専門のプロフェッショナルファームであるFront-IA(フロンティア)とその米国子会社Front-IA Innovations(米国シリコンバレー:イノベーションズ)は6月30日、AIを活用した革新的な内部監査支援サービス「LLMを活用した内部監査の高度化・DX支援サービス」の提供を開始すると発表した。
内部監査業務とLLM(ChatGPT等)は非常に相性がよく、LLMの活用は内部監査の生産性/品質を劇的に向上させ、内部監査のプラクティスに破壊的なイノベーションをもたらす可能性を秘めている。新サービスでは、内部監査/GRCとテクノロジーの専門家が、各社の内部監査部門の状況や課題に合わせてLLMの効果的な導入を支援する。
LLMの効果的な利用により、内部監査のプランニング、リスクアセスメント、ドキュメンテーション、大規模データの分析など、内部監査のあらゆるプロセスでの自動化が促進される。さらに、サイバーセキュリティなどの高度な専門性を要する監査テーマに対しても、瞬時に監査の要点を抽出し的確な計画に落とし込むことが可能となる。これにより、内部監査部門は内部監査の品質を向上させつつ、時間とコストを大幅に削減できることが見込めるという。
また、Front-IAでは「LLMを活用した内部監査の高度化・DXセミナー(オンライン/オフライン)」を7月から9月にかけて定期的に開催する予定。自社の内部監査部門内におけるDX人材育成の一環として、参加してほしいという。
セミナーに関する詳細は、フロンティアのホームページで近日中に公開予定。