ChatGPT連携チャットボット「MediaTalkGAI」や、代表電話を自動化する「DXでんわ」などを提供するメディアリンクは25日、マザー牧場と共同で4月~6月で実証実験を行い、本格導入に至ったことを発表した。マザー牧場では、「マザー牧場ホームページ」やグランピング施設「THE FARM」に8月以降で順次公開予定。
マザー牧場では、顧客問合せの電話応対業務を各施設のスタッフが他の業務と兼務していたこともあり、リソース不足が課題となっていた。そんななかChatGPTが登場、AI技術の発達を目の当たりにし、活用の可能性を探るためChatGPTを使ったAIチャットボット「MediaTalkGAI」の検討をスタートした。
今回の本格導入前には5月〜6月にかけて実証実験を実施。結果、MediaTalkGAIは最も重要視している”正答率”でも満足のできるレベルで、活用が可能と判断。その結果を基に8月から本格導入を決定した。また、導入コストが他社に比べてリーズナブルだったことも導入の決め手となったという。
「MediaTalkGAI」は、ファイルアップロードするだけで、ユーザーからの質問に対してAIがナレッジデータを参照し、質問に最適な回答文をAIが自動生成する。これにより従来型チャットボットと比べて自然な回答が可能となる。回答文の自動生成にナレッジデータを使用することで、もっともらしいウソ、いわゆる「幻覚(Hallucination-ハルシネーション-)」の発生を抑えることが可能となる。