Lightblue、生成AIの社内活用を加速させるワークショップサービスの提供を開始
国内公開モデル最大規模の日本語LLMを開発・提供する東大発AIスタートアップLightblueは7日、企業内での生成AIの導入・活用をサポートするワークショップサービスの提供を開始することを発表した。
また、サービス提供開始に伴い30社限定で無償モニターを募集する。
OpenAI社が開発した対話型AI、ChatGPTの普及が2022年以降、日本国内で急速に拡大している。このような背景を受け、Lightblueでは2023年4月に日本初の無料かつ機密データに配慮したChatGPTサービス「LightblueChat」をリリースし、ビジネス環境において安全かつ効率的な対話型AIサービスを提供し、業務効率化の推進に取り組んできた。
生成AI技術はその有用性が認められつつあるが、法人における導入が進まない背景には「価値のあるアウトプットがイメージできない」「セキュリティ上の懸念」などの課題が存在している。多くの企業では、これらの問題により生成AIの活用が検討段階で停滞しているのが現状だという。
この課題に対処するため、Lightblueは「生成AIの正確な理解と社内活用戦略の定義」が社会やビジネスイノベーションへの第一歩であると考えて、生成AIを効果的に活用するためのワークショップサービスの提供を開始した。
生成AI活用ワークショップの概要
本ワークショップは1.5~2時間、2部構成で実施する。
前半のセッションパートでは「生成AIとはなにか」をこれまでの歴史や様々なユースケースをもとに解説。後半は独自フレームワークを用いた参加型のワークショップで、生成AIの社内活用アイデアの創出を行い、社内での生成AI活用方法の定義にむけて支援する。
【ワークショップ詳細】
・タイトル:生成AI活用ワークショップ
・内容:生成AIの現状・展望についてセッション(前半)/ 生成AI活用アイデア創出にむけたワークショップ(後半)
・想定参加人数:5名以上
・ファシリテーター:代表園田を含むLightblueに所属するAI研究者及びスペシャリスト
生成AI活用ワークショップ無償モニター募集
Lightblueではワークショップサービスを提供開始するにあたり、限定30社を対象に、生成AI活用ワークショップに無償で参加できるモニター企業を募集している。
■応募条件
・社内での生成AI活用の検討を行っている事業者
・ワークショップ前後でのヒアリングに協力できる事業者