みんがくとKanauuu、京都府子育て支援プロジェクトで生成AIアプリ活用した実証実験
教育×生成AIで、教育サービスのプラットフォーム開発を手掛けるみんがくは11日、宮城県大崎市で学習塾「カラフル学舎」を運営するKanauuuと共に、自社開発生成AI学習ツール「NANDE(第20回日本e-Learning大賞経済産業大臣賞受賞)」を用いて、京都府の子育て支援プロジェクト「産学公連携京都ママ・パパ応援プラットフォーム事業」に参画し、フリースクールや学習塾等の不登校児童生徒への学習支援における実証実験を実施したと発表した。
この取り組みは、教育機会の拡大と質の向上を目指し、特に学習支援が必要な子どもたちに新たな選択肢をもたらすことを目的として行われた。同時に、現場の人手不足における対策として生成AI利用の可能性も検証した。
今回の参画について、みんがくおよび教育に特化した生成AIプラットフォーム「スクールAI」のHPに掲載した。
事業概要
全国的に不登校児童生徒数は増加しており、学校以外で不登校児童生徒を支援するフリースクールや学習塾等では、学校での授業を補うためのより手厚い学習支援が求められるが、人手不足の影響等により、児童生徒へのサポートが不十分となっている。そこで、子どもの思考プロセスを可視化しながら学習支援ができる生成AI学習支援ソフトを活用し、個別指導のようなAIコーチングを実現することで、学習塾の負担を増やすことなく、不登校児童生徒の学習の質を向上させる検証を行った。
(期間:2024年3月1日~2024年3月13日)
京都府の子育て支援プロジェクト「産学公連携京都ママ・パパ応援プラットフォーム事業」