Sapeetは17日、接客内容の音声記録、文字起こし、要約、箇条書き変換を自動で行う「AIカルテ」機能をリリースした。本機能は、接客支援カルテ「カルティ マルチカルテ」のオプションとして提供される。
従来から「マルチカルテ」はタブレット・スマホ一台で場所問わず入力が可能、ノーコードでの構築が可能といった特長から、顧客情報の一元管理や、企業独自のカルテ構築に寄与してきた。AIカルテ機能の追加により、接客記録の入力がさらに効率化され、スタッフはより接客に集中できるほか、各スタッフの対応を振り返り、接客品質の把握・改善をすることも容易になる。
「AIカルテ」機能を搭載したマルチカルテの3つの特長
1. ボタンを押すだけで接客中の会話を自動文字起こし・要約
接客開始時に録音ボタンを押すだけで、音声認識AIが会話を自動的に文字起こしする。それによりスタッフはカルテ入力に気をとられることなく、目の前の顧客に集中して接客することがでる。
さらに、生成AIによる要約や箇条書きへの変換機能を活用することで、接客終了時に会話の概要を瞬時に把握し、聞き漏らしを防止する。これにより、高品質な接客データを蓄積でき、さらには接客後のカルテ入力時間の大幅短縮を実現する。
2. 独自カスタマイズされたカルテで、接客情報を一元管理
従来、対面接客で得た情報を思い通りの形で記録するためには、業界や企業ごとにシステムを開発する必要があった。「マルチカルテ」は、システム開発なしで、業界や企業特有のニーズに合わせたカルテを簡単に構築できる。都度システム会社に依頼する必要がないので、継続的にカルテの内容を見直し、改善し続けることができる。
また、PCだけでなくタブレットやスマホにも最適化しており、タッチ、ペン、音声など多様な入力方法に対応しています。文字情報だけでなく、提案資料や写真などのメディアにも対応しているため、分厚い紙の資料を広げることなく、スタッフが説明しやすい資料を作成できる。
3. ベテランスタッフの接客再現で新人・若手の育成に貢献
ベテランスタッフは、顧客の状況に合わせて細部まで深掘った質問・提案をすることで信頼を得ている。
「マルチカルテ」では、顧客の回答内容に応じて深掘りした質問を自動表示することで、的確なコミュニケーションをサポートする。事前にベテランスタッフの顧客コミュニケーションを分析し、最適な接客の型として登録しておくことで、全スタッフがベテランスタッフの接客手順を再現できる。
また、接客シーンに応じた画像やトークスクリプトを配置することで、スタッフの教育ツールとしても利用できる。
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