KDDI、Googleの「Geminiモデル」などと連携した生成AI機能のAPI「αU on cloud」提供開始
KDDIは25日、メタバース・Web3サービス「αU(アルファユー)」の機能(Google の「Geminiモデル」と連携した生成AIなど)を、企業が自社製品やサービスへ組み込み、高度化することが可能なAPIサービス「αU on cloud」を提供開始した。
2024年2月に発表した「αU on cloud」は、バーチャルショッピングサービス「αU place」など、KDDIサービスへの導入から開始したが、今回、スタートアップ企業を中心に一般提供を開始する。
利用を希望する企業は、スタートアップと大企業の生成AIを活用する共創プログラム「MUGENLABO 生成AI活用支援プログラム」を通じて申し込みが可能。開発支援のほか、機能詳細やユースケースなどの情報提供もしていくという。
これにより、たとえば生成AIによる対話型サービスやコンテンツ制作支援ツールの構築が可能になる。活用事例の第1弾として、世界的に著名な電子音楽プロデューサー「deadmau5」などがプロデュースする音楽生成AI「KORUS」、およびARプラットフォーム「palanAR」と連携し、生成AIによる「音楽制作/楽曲にあわせた画像制作/楽曲・画像を組み合わせたAR空間での体験提供」が可能なシステムを開発した。
KDDIは今後、「αU on cloud」を活用したユースケースをスタートアップとともに創出していき、一般の顧客が身近に生成AIを体験できるサービスを提供していく。
利用方法
「MUGENLABO 生成AI活用支援プログラム」特設サイトから申し込む。