AIの社会実装を進めるソーシャルスタートアップ、Polimillは11日、10月1日に東京都東村山市で、QommonsAI導入サポート研修を実施したと発表した。
本研修は、東村山市の福祉関連部署を主な対象に行われ、QommonsAIの活用による業務効率化とAIの社会実装を目指したもの。
今回の研修では、福祉業務における生成AIの活用方法を実際に体験しながら、生成AIがどのように現場の課題解決に役立つかを詳しく解説した。QommonsAIは、自治体業務の効率化だけでなく、住民との対話や各課における政策提案の支援など、行政サービスの質を向上させる手助けとなる重要なサービスだという。
Polimillは、生成AI技術を単なるツールとしてではなく、自治体が持続可能なサービスを提供するための社会インフラとして実装することを目指している。
今回の研修では、特に社会福祉分野での「孤独・孤立対策AI」や「議会対応AI」、「公共サービスサポートAI」を通じて生成AIが業務に与える効果と、その社会的意義について紹介した。