GMOインターネットグループは1日、「AI活用No.1企業グループ」に向け、AIの活用をさらに促進するため、社内図書館「GMO Library」で「AI読むべき100冊」としてAI関連書籍を順次取り揃え、8月からパートナー(従業員)への無料貸出を開始したと発表した。
蔵書はスタート時で100冊、9月1日現在では、約170冊にまで拡大している。今後も良書、話題の新刊を適宜取り揃えていくという。
この取り組みを通じ、パートナーのAIに関する知識をさらに深め、AIを活用した各種プロダクトの開発をさらに促進していく。
「AI読むべき100冊」では、機械学習やPython関連、解説書、ビジネス書も含め、膨大な数が刊行されているAI関連の書籍の中から、社内外のAI研究者、専門家が選書した良書、話題の新刊を中心にAIを学ぶ上では欠かせない書籍を取り揃えた。
また、AIをビジネス、哲学、法律や倫理と様々な切り口で記した、AIをより深く理解するための書籍も含めるとともに、金融や広告、営業職等、様々な業種でのAI活用事例に関する実例・ハウツー本など、グループ内の需要に応える書籍や技術的な入門用書籍も厳選して取り揃えた。
様々な切り口の厳選された蔵書を確認、また購入する前の試し読みとして借りることによって、良質な知識との出会いを創出するだけではなく、時間的な効率化も図れる。このように、様々な職種のニーズに対応する書籍を取り揃え、AI時代を勝ち抜くための知見を育んでいく。なお、関連書籍の購入はグループ全パートナーがリクエスト可能。
【主な蔵書】
●「大規模言語モデルは新たな知能か」
岩波書店 著: 岡野原大輔
●「人工知能のための哲学塾」シリーズ
ビー・エヌ・エヌ新社 著: 三宅陽一郎
●「創るためのAI 機械と創造性のはてしない物語」
ビー・エヌ・エヌ新社 著: 徳井直生
●「僕らのAI論 9名の識者が語る人工知能と『こころ』」
SBクリエイティブ 編著: 森川幸人、著:松原仁、一倉宏、伊藤毅志、鳥海不二夫、三宅陽一郎、糸井重里、近藤那央、山登敬之、中野信子
●「ディープラーニングを支える技術 」シリーズ
技術評論社 著: 岡野原大輔
●「BERTによる自然言語処理入門 Transformersを使った実践プログラミング」
オーム社 編: ストックマーク株式会社 著: 近江崇宏、金田健太郎、森長誠、江間見亜利
●「OpenCVではじめよう ディープラーニングによる画像認識」
技術評論社 著: 吉村康弘、杉浦司、五木田和也
●「人工知能のアーキテクトたち ―AIを築き上げた人々が語るその真実」
オライリージャパン 著: Martin Ford 監訳: 松尾豊 訳: 水原文
●「意識する心―脳と精神の根本理論を求めて」
白揚社 著: David J. Chalmers 訳: 林一