金融データ活用推進協会、生成AIを活用した「金融データ活用組織チェックシート セルフチェックシステム」リリース
金融データ活用推進協会は15日、金融データ活用の状況をWebページ上からセルフチェックできる、「金融データ組織活用チェックシート セルフチェックシステム」をリリースした。
このWebシステムは、昨年6月に同協会からリリースされた「金融データ組織活用チェックシート」を、Web上で回答できるようにしたもの。セルフチェックを通じて金融機関のデータ活用レベルの向上を促進し、業界の発展に寄与することを目的としている。
これまでExcelファイルで配布していたチェックシートをWebシステム化することで、ユーザーはより簡単にチェックシートを利用する事ができる。ユーザーの利便性向上の他、回答結果をシステムでリアルタイム集計することで、常に平均スコア(協会ベンチマーク)が更新され、最新のデータと自社スコアを比較できるメリットもある。
また、過去の自社の回答結果を参照する機能、スコアの推移を時系列で比較する機能なども実装しており、自社のデータ活用状況を詳細に把握することを支援する。
今後は、セルフチェックの回答結果に対し、生成AIを用いて評価・コメントを提供する機能を、4月末にWebシステム内に実装する予定。回答結果に合わせた具体的な示唆を提供することで、自社のデータ活用レベルを、より俯瞰して捉える事が可能になると期待している。