クロスコ、生成AI技術を活用した動画サービスを開始

Jストリームの子会社であるクロスコは5日、生成AI技術を活用し、動画内容の要点を抜き出し短い動画として生成する「AIダイジェスト動画作成サービス」、ライブ配信において字幕を自動で挿入する「リアルタイムAI字幕機能」の提供を開始したと発表した。

■長尺動画の要点をまとめる「AIダイジェスト動画作成サービス」
例えば、1時間の講演内容の要点を抜き出し5分程度(設定により要約度合いは変更可能)の動画にまとめたり、30分のプレゼンテーション動画を3分で構成し直す、といったことが可能。

最近では、YouTubeなどの動画を要約する機能がブラウザの拡張機能等でリリースされているが、その多くはテキスト型。本サービスは要約をAIが行い、クロスコが希望尺で動画を納品するため、ユーザーは手間なくスピーディーにダイジェスト動画の利用ができる。要約をテキストではなく動画で提供することで、視聴者には動画ならではのリアル感や熱量を短い時間で伝えることが可能となる。

企業がインターナルで大量の動画をアーカイブする必要のある場合など、それらをダイジェスト版にすることによって動画の格納容量の削減にもつながる。

要約素材は動画に加え、箇条書きにまとめられたテキストでのダウンロードも行える。

納期は発注から最短で翌営業日、費用は本数により変動するので要問い合わせ。

■ライブ配信での演者コメントをテロップで自動表示 「リアルタイムAI字幕機能」
ライブ配信でテロップを入れるには、テロップを入れるための人員が必要であったり、実際のコメントタイミングとのズレが起きたりということがある。本サービスは文字起こし/入力ともにAIが自動で行うため、人件費の削減や、遅延が少なくより自然なタイミングでのテロップ挿入を可能にしている。本機能は、音声を聞くことができない環境でのライブ配信視聴ニーズに応える。

AIはクロスコがチューニングを行い、利用を重ねるごとに字幕の精度は一層向上する見込み。

本機能はクロスコのライブ配信サービスを利用者に、トライアル期間として無償で提供する。

問い合わせ先

関連URL

クロスコ
Jストリーム

関連記事

注目記事

  1. 2025-1-10

    ビバリーグレンラボラトリーズ、「AI ×スキンケア」新サービス「グレンナ」70店舗で展開

    浸透テクノロジーコスメの「ビーグレン」を展開するビバリーグレンラボラトリーズは9日、従来のBOT型チ…
  2. 2024-12-25

    ファインディ、生成AIを活用して作成した「エンジニアおみくじ2025」元旦から限定開催

    エンジニアプラットフォームを提供するファインディは、2025年1月1日から、5回目となる年始の運勢を…
  3. 2024-12-20

    「生成AI大賞2024」受賞結果を発表、グランプリは名古屋鉄道・他7団体が受賞

    Generative AI Japan「GenAI〈ジェナイ〉」)は19日、日経BPが発行・運営する…
  4. 2024-12-18

    Google、2024年の「Gemini」活用方法トップ10を発表

    Googleは16日、2024 年の「Gemini」活用法トップ10 を発表した。このランキングでは…
  5. 2024-12-11

    Spectee、兵庫県神戸市のAIリアルタイム防災・危機管理サービス「Spectee Pro」導入事例を公開

    防災テックスタートアップのSpecteeは10日、提供するAIリアルタイム防災・危機管理サービス「S…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る