人工知能を搭載したサービスの資料請求ができるAIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは28日、チャットボットの機能性に関する流行を調査し、各種チャットボットベンダーのサービス概要から特に重要な流行キーワードを抽出し取りまとめた「チャットボット流行ガイド2020秋」を公開した。
「チャットボット流行ガイド2020秋」は、チャットボットの機能における2020年秋現在の流行キーワードをAIsmiley独自の基準で10項目選定。この流行ガイドからはチャットボットって何が便利なのか分からない人や、数年前から使っているけど最新の動向が知りたいという人向けに現在の流行キーワードを一目で確認することができる。また実際の導入に向けてチャットボットベンダーの資料を無料で請求することも可能だという。
チャットボットとは、「チャット(会話)」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、ユーザーの問いかけに合わせて返事をしてくれるプログラムのことを指す。以前は、米マイクロソフトが開発したチャットボット「女子高生りんな」が人気を集めた。昨今、チャットボットは単なるお遊びの範疇を超えて、カスタマーサポートなどビジネスの場でも普及している。ネット通販や企業ウェブサイトにアクセスした際に、画面の端に自動的にチャット画面が開くのを体験する人も多い。
Web上の顧客対応では、チャットボットの導入により人件費削減や業務効率を高めている企業が増えており、利用するユーザーのニーズも把握できるなど、人件費削減や業務効率以上の付帯効果を得ている企業も現れ始めている。また最近では、チャットボットを稼働させるプラットフォームも多彩になっており、Webブラウザだけでなく、LINEやFacebookメッセンジャーといったコミュニケーションアプリを利用するケースも増えている。文字で自動返答(自動発信)を行うチャットボットだけでなく、音声でやりとりを行える「AIスピーカー」も多く普及され始めており、感情を認識する機能が搭載されるなど、その活用範囲は拡大し続けている。
「チャットボット流行ガイド2020秋」を希望する企業担当者は、問い合わせフォームの「お問い合わせ内容」欄に「チャットボット流行ガイドを資料請求」と記載の上、送信する。