400社以上のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援するSTANDARDは20日、企業のDX推進を支援するDXリテラシー講座について、製薬産業に特化した「製薬産業特化型DXリテラシー講座」を開発し、提供を開始したと発表した。
製薬産業は、「医薬品シーズの枯渇」「技術高度化にともなう医薬品開発コストの増大」「規制強化」「MR/MA/MSLの役割・重要性変化」等、かつてないほどの不確実性に直面している。
そのため、製薬企業ではDXによる業務の効率化とプロセス組み換えが求められているが、ほとんどの企業で取り組みが停滞しているという。
取り組みが停滞する理由として、「社内での協力が得られない」「社内連携がうまく取れない」というものが中心であり、社内メンバーのDXの必要性の認識不足や、DXや技術に対する知識不足があげられる。
こうした製薬産業にかかわる方々のDXに関する知識不足や認識不足の課題を解決するため、独自の周辺環境や特性を踏まえた「製薬産業特化型DXリテラシー講座」を提供する運びとなったという。
本講座では、製薬産業・企業が置かれている現状、業界のDX事例、具体的な取り組みで考慮すべき点など、実務に必要となるポイントが網羅されている。