ヒューマンホールディングスの事業子会社で人材サービス事業を運営するヒューマンリソシアは30日、RPAソリューション「WinActor」のユーザーを対象に、シナリオ作成スキル向上に向けたオンラインコンテンツを拡充すると発表した。
新たに、自宅でも学習できるeラーニング研修「どこでもWinActor」を開講。第1弾として、初級や応用など3コースの販売を開始し、新型コロナウイルス感染症拡大の状況下で高まるRPA化ニーズに対応する。
RPAソリューションは、比較的低コスト・短納期で業務自動化が可能であることに加え、業務プロセスを熟知した企業の担当者自らが自動化プログラムを作成し、RPA化を図れることが特徴。そのため同社では、ユーザー企業のRPAスキル向上支援に向け、シナリオ作成研修を全国で開催しており、受講者は延べ1250社8700名(2020年3月末時点)に上るという。
今回の新型コロナウイルス感染症拡大の状況下では、企業活動への影響は大きく、オフィスへの出社が制限されるなど、RPAの活用がより一層求められている。しかしながら、従来型の集合研修開催が見送られ、RPAシナリオ作成担当者の育成が中断するケースが増えている。
このような状況を受け同社は、4月30日から、オンラインで学べるeラーニング研修3コースを開講。また、本研修を受講した人のみが利用出来る有料オプション「オンラインQ&Aセッション」の提供も開始する。