ネクイノは9日、同社が運営する、「smaluna(スマルナ)」が、安心安全な医療体験の環境構築を実現するべく、スマートフォン上でセキュアに行える、eKYC・顔認証を活用した本人確認システムの実装を予定していると発表した。2021年5月上旬頃実施の予定。
スマルナでは、強固な本人認証により“なりすまし”を防止し、利用するユーザーに、これまで以上に安心安全な医療体験を提供して行くとしている。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりオンライン診察の社会実装が進んでいる。オンライン診察サービスの普及に伴い、診察の質そのものの重要性だけでなく、ユーザー及び医師が本人であることを確認する、個人のなりすまし防止の重要性が求めれている。
オンライン診察へのニーズが大きく高まっている今、同社はオンライン診察のプラットフォーマーとして、医療体験を安心安全に運用できる仕組みの構築に取り組み、引き続きオンライン診察のあるべき形を体現していくという。
eKYC・顔認証による本人確認となりすまし防止とは、スマルナ登録の本人確認登録時に、eKYCで本人確認を行うもの。加えて、問診回答時、問診提出時、医師の処方確認時に顔認証システムを用いた承認作業を行う。これにより、本人確認から医師の診察・処方まで、本人であるかの確認が可能となる。
オンライン上で本人確認を行うeKYCでは、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の画像を撮影する際に、同時に本人確認書類を手に持った本人の顔写真を撮影しアップロードし、本人確認書類が本人であることを確認する。