GMOメディア、「AI For Everyone」を技術者に限定せず全パートナーの研修に導入
- 2021/6/10
- 教育
- AI, JDLA, 「AI For Everyone」, リテラシー, 日本ディープラーニング協会
GMOメディアは9日、技術者に限定せず、全パートナーを対象として、日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供するビジネスパーソン向けAI/ディープラーニング講座「AI For Everyone(すべての人のためのAIリテラシー講座)」を研修として導入したと発表した。
この制度は、技術者に限らず、受講を希望するパートナーに対して「AI For Everyone」の『Coursera修了証付きコース』受講にかかる費用($49)を会社が負担することで、より多くのパートナーのAIに関するリテラシー向上を目指すものだという。
GMOメディアでは2000年の創業以来、「For your Smile, with Internet.(インターネットを通じて「Smile」になるために)」という企業理念を実現するべく、ユーザーやクライアントなど利用者の利便性向上を目指しその時代に沿った適切な技術を研究し、サービスに取り入れてきた。
AIはデータ分析から画像・音声認識までの幅広い分野で実用化され活用が広がっており、今後、エンジニアだけでなく社会人が業務を行う上で必須のリテラシーとなることが予測される。
そのため、GMOメディアは、このようなAI時代の到来に対応すべく、JDLAが提供する「AI For Everyone」を社内の研修に導入した。「AI for Everyone」は、AIの基礎を学びたい人や「AIを使いこなせる組織」へと組織を変革させたい人に向けて提供されており、理系・文系、肩書きや職種を問わず「AIを学びたい」という意欲があれば受講できる講座。受講を希望するパートナーは誰でも、「AI for Everyone」の『Coursera修了証付きコース』を費用負担なく受講することが可能になる。
GMOメディアには、JDLAが主催するディープラーニングを事業活用する能力や知識を認定する「ジェネラリスト検定(G検定)」資格を保有しているパートナーも在籍している。今後はこうした取り組みを全パートナーに拡大し、「G検定」に加え、ディープラーニングを実装する能力を認定する「エンジニア資格(E資格)」の取得を支援していくことで、提供するサービスの質の向上を目指していくとしている。