コンシェルジュとモビルスは27日、ノーコードAIチャットボット「KUZEN」と有人チャットシステム「MOBI AGENT」を連携し、サービス提供を開始したと発表した。
新型コロナウイルスの影響で消費者の生活様式や価値観の多様化が加速する中、企業のお客さま相談室やコンタクトセンターを始めとした問い合わせ窓口では、電話やメールに加えてチャットなど問い合わせ手段の多様化が進んでいる。
また、自治体では新型コロナウイルスのワクチン接種に関する問い合わせが急増し、専用のコールセンターを設けても電話で受けきれない状況がある。AIチャットボットを導入し、よくある質問に自動応答をしているが、チャットボットで解決しない場合、オペレーターが対応する、有人チャットとの連携を希望する声が高まっているという。
コンシェルジュは、「対話を自動化して世界を変える」というミッションを掲げ、ノーコードAIチャットボット「KUZEN」を軸に事業を展開している。「KUZEN」は、カスタマーサポート、 マーケティング、社内コミュニケーションの自動化などに対応し、企業の業務改革及びCXの向上を実現するAIチャットボットをノーコードで構築・運用できるプラットフォーム。社内・外のよくある問い合わせを自動化し、業務効率化を実現できる事から官公庁・地方自治体を含め150社以上に導入されている。
モビルスは、「テクノロジーで、顧客サポートを新しく。」をミッションに掲げ、企業のコンタクトセンターや自治体向けに、チャットから電話までサポート領域を幅広くカバーするソリューションを開発し、200社以上に導入されている。主力製品の「MOBI AGENT」は、AIチャットボットとオペレーターによるチャット対応のスムーズな連携が特徴のチャットシステム。
今回の連携により、ノーコード且つ直観的な操作で簡単にチャットボットを作れる「KUZEN」と、オペレーター支援機能が充実し大規模センターでの活用も可能な有人チャットシステム「MOBI AGETNT」の強みを活かした、24時間365日稼働の自動応答とオペレーターによるチャット対応が可能となり、ユーザーの利便性、満足度向上につながるという。また、両社のネットワークを活用することで販売チャネルを拡大し、サービス導入の推進を図るとしている。