人工知能を搭載したサービスの資料請求ができるAIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは6日、業界別にAI-OCRソリューションの活用事例をまとめた「AI-OCR業界別事例集」を公開した。手書き文字の自動読み取り、紙帳票の仕分け、請求書データの入力自動化など事例を踏まえ人気AI企業5社が紹介する。
従来のOCRは、あらかじめ想定していた文字しか認識できないため、そこから大きくはずれたクセのある文字は認識できなかった。OCRにAIを取り入れたことによって、手書き文字はクセを学習させ読み取り精度を向上させることができ、非定型帳票の読み取りも可能になった。OCR で帳票を読み取る場合、あらかじめ「この項目は氏名、その下は住所……」というように、帳票の項目を指定しておかなくてはならない。
AI-OCRであれば、読み取った情報をもとにAIが自動的に内容を識別できるため、読み取る帳票の幅が広がる。ビジネスで使用される伝票や請求書などの帳票には不定形なものが多くあるがAI-OCRを活用することで、こうした帳票を自動で認識することができ、業務の効率化を推し進めることができる。
近年では長時間労働が問題視されたことから、「働き方改革」として労働時間が見直されるようになった。しかし、長時間労働が禁止になったものの一人ひとりの仕事量が削減されず、結果的に残業代なしで業務をこなさなくてはならない状況に陥っているケースも少なくない。
そんな中、業務効率化の手段として注目されているのが、AI を活用した業務の自動化。最近ではさまざまな業務を効率化する AI ツールがリリースされており、その中でも特に OCRはAI活用の効果を発揮することができる技術として注目を集めている。
本書では、実績のある AI 企業 5 社が 業界別にどのような場面でAI-OCRを活用しているか事例を踏まえ紹介する。
Web雑誌「AI-OCR業界別事例集」コンテンツ一覧
・【物流業界】アライズイノベーション
・【医療業界】エーエヌラボ
・【保険業界】AI inside
・【行政・官公庁】Cogent Labs
・【人材業界】LINE
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