介護見守りロボット「Neos+Care」と「ケア樹」が介護記録のデータ連携を開始

ノーリツプレシジョンは3日。同社が提供する介護ロボット次世代予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」の取得するデータと、グッドツリーが提供するクラウド型介護ソフト「ケア樹」の介護記録の連携を開始すると発表した。

ネオスケアとケア樹が連携することにより、ネオスケアが取得する介護施設等の利用者の検知記録が、自動でケア樹の介護記録明細に反映される。介護施設等の利用者の危険動作を見分けた上で早いタイミングの介助を可能とするだけでなく、一気通貫による記録業務の簡略化により業務負担軽減が可能だという。

ケア樹は、東日本大震災を教訓に、天災によるデータ消失のリスクを減らす目的で作られたBCP対策を重視したクラウド型の介護業務支援システム。簡単・安心・低価格をモットーに介護請求、介護記録、各種報告書、計画書などの帳票を提供します。大きな特徴はクラウド型なので運用費が安価でペーパーレス化が進み経費の削減に繋がることは勿論、介護記録はシンプルな画面でiPadに対応しており、いつでもどこでも誰でも簡単に操作できるため、業務効率の改善に繋がる。

ネオスケアは、従来の見守り機器とは異なり、最先端のロボットテクノロジーである3次元電子マットを用いた極めて精度の高い予測型見守りシステムと、人間による繊細な見守りを融合することで、今までできなかった見守りを可能とする革新的なロボット介護機器。見守りセンサーが危険動作を検知し介護スタッフへ通知することにより早いタイミングで介助ができるようになる。センサーカメラにより、利用者の危険につながる動作の高精度な検知と通知を介護スタッフにすることで転倒予防が可能となる。また、介護施設で使われる様々なシステムと連携・集約することで介護スタッフの利便性を向上し、作業を効率化できる。

ネオスケアからリアルタイムに取得される見守りデータは、ケア樹の介護記録明細へ自動記録される。それにより、正確な時刻かつ内容でワンストップの見守り及び記録業務が可能となる。ネオスケアによる転倒予防を行いながら、自動記録により転記ミス・入力ミス・記録漏れを防ぎ、業務を効率化できる。また、ケア樹は記録と請求が可能なだけでなくクラウド型であることから、BCP対策として介護記録の保管場所に有効だという。

製品情報
・介護ロボット次世代予測型見守りシステム『Neos+Care』
・クラウド型介護ソフト『ケア樹』

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ノーリツプレシジョン

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