京王グループの感性AIは30日、シンクパワーと共同で、文章生成AI技術を活用して作詞するAI作詞家VTuber「fuwari(ふわり)」の創出に協力したと発表した。fuwariは3月30日に作詞デビュー曲をリリースした。
作詞デビュー楽曲は、ポニーキャニオンが運営するPR型デジタルディストリビューションサービス「early Reflection(アーリー・リフレクション)」で、サイボーグVTuberとして人気の「マシーナリーとも子」の第2弾作品に歌詞提供を行うコラボ作品としてリリースされた。
感性AIでは、電気通信大学坂本研究室で長年培った、人の感性に関する応用範囲の広い特許技術・知財、心理・分析データ、ノウハウにAI関連技術を融合させ、ものづくり分野及びウェルネス分野において感性価値創造をサポートする幅広いサービスメニュー開発を進めている。今回のAIによる歌詞生成の取組みは、クリエイターの創作活動の効率化に寄与し、新たな作品創出の活性化を促進することができるという。感性AIでは、今後も、感性イメージに適した文章生成技術等を活かし、人間のクリエイティブな作業を効率化するサポートAIの開発に取り組んでいくという。