八楽は6日、同社が提供するAI+人で生産性を高めるAI自動翻訳プラットフォーム「ヤラクゼン」がVer.4.2.0にアップデートし、12種類の新機能を追加することを発表した。
ユーザビリティの向上に加え、自動翻訳後に人が行う編集作業のアシスト、翻訳文の正確さを客観的に検証する逆翻訳機能等、翻訳業務における手間削減を推進する。新機能は6月18日から提供開始する。
自動翻訳の精度は近年格段に進化したが、依然として固有名詞や数字の間違い、訳抜け、文法・スペルミスもあり、自動翻訳の結果をそのままビジネスに使用すると、重大な問題に発展する場合がある。
そのためAI自動翻訳プラットフォーム「ヤラクゼン」には、自動翻訳後に人の手で修正できるポストエディット機能を搭載している。
ユーザーからはポストエディット機能を評価される一方で、「ポストエディットが難しい」「どこを編集すればいいのか分からない」「どこを注意して確認すればいいのか分からない」
などの声が寄せられたという。
そこで、「編集アシストツール」「逆翻訳機能」の追加などを行い、6月18日からユーザーへの提供を開始する。今後もユーザーの声を元に継続して機能改善を行い、より多くの企業における生産性向上に寄与していくとしている。