Will Smartは16日、公共交通事業者に向けたAIを活用した乗降客カウントソリューションの第1弾としてバス事業者向けの「Customer Count AI」をリリースした。
乗降客カウントソリューション「Customer Count AI」は、「乗降客数をカウントし、ダイヤ最適化や車両選定に資する情報として提供」、「乗降客の属性データを取得し、マーケティングに活用可能」、「混雑状況をリアルタイムで計測し、利用者の利便性を高める情報として提供」、「混雑状況を把握することで、混雑を回避した乗車をサポート」といった価値を提供する。
また、「乗降客を95%~98%の高精度で測定可能(PoC時の自社調査による)」、「マスクを着用している乗降客の属性分析も可能」、「エッジ処理により、リアルタイムで測定可能
画角の死活監視により、画角ずれ等の認識漏れを防止」、「カスタマイズにより、バスロケーションシステムや音声合成システムとの連携が可能」、「取得データをダッシュボード上に表示可能(オプション)」、「自社開発画像処理コンピュータ(AI-BOX)により、比較的安価に導入が可能」、「GPSを活用しバスの位置情報をリアルタイムに取得」、「音声合成機器等との連携により、系統情報やバス停の情報を取得し、バス停間の乗降客数をより正確に把握することが可能」といった特徴がある。
乗降客カウントソリューション「Customer Count AI」は、バス事業者以外の公共交通事業者はもとより、コンビニエンスストアやショッピングセンター等、店舗内外の消費者流動の計測や交通量調査に応用でき、商品の配置やリーシング、店舗開発等マーケティング領域への活用も想定している。現在、Will Smartでは当該領域での利用を可能にするための準備を進めているという。