英語スピーキング評価AI技術「CHIVOX (チボックス) 」を提供するアイードは8日、8月1日から英語学習者の英文発話を発音記号で視覚的にフィードバックすることが可能な「英文発話診断カーネル」の提供を開始すると発表した。
これによって、教員や講師の担う「評価→診断→改善指導」といったスピーキング学習における一連の学習指導プロセスをAIが自動化・サポートし、学習者のスピーキング学習PDCAを促進するという。
今回リリースする「英文発話診断カーネル」では、定型文のスピーキング学習において発話した内容と正しい発音を、発音記号を用いて視覚的にフィードバックすることが可能となった。
発話した内容と発話すべき内容をAIが瞬時にデータ解析し、学習者の「発話内容」の評価と発音記号での表示、「間違い箇所」の可視化を通じた診断、そして「正しい発音」を発音記号でフィードバックする。
これにより、低評価の箇所やその理由を視覚的に改善点として認識が可能となるため、「評価→診断→改善指導」といったスピーキング学習における一連の学習指導プロセスを自動化し、学習者のスピーキング学習PDCAを促進。教育現場の抱える英語教員不足の問題や自主学習のサポートといった課題解決に加え、データログを活用した効率的で科学的な学習体験を期待することができるという。