MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険とセカンドサイトは27日、三井住友海上の個人向けローン商品を対象に、保険データとAIを活用した新たな審査モデルを開発したと発表した。7月から試行的に開始し、2020年度中の本格展開を目指すという。
今後、三井住友海上とセカンドサイトは、本モデルを活用し、個人向けオートローン等の商品を強化していく。また、三井住友海上は、顧客が自動車を購入する際に、ローンと保険の双方を提供し、顧客サービスの向上を目指す。
本モデルは、三井住友海上が保有する保険データと、セカンドサイトが保有するSXスコア等にもとづくAIを活用した個人向けローン審査モデル。三井住友海上は、提携先企業の従業員によるオートローン等の申込みに対して、本モデルを活用して審査する。
本モデルの導入により、従来2日程度要していた個人ローンの審査を瞬時に行い、顧客へ迅速に回答する。