ソースネクストは、9月4日に、AIボイス筆談機「ポケトークmimi(ミミ)」を発売する。価格は、2万9800円(税別)。
本製品は、ボタンを押して話した内容を瞬時に大きな文字で表示するIoTデバイス。加齢性難聴の人や聴覚障がいのある人とのコミュニケーションをスムーズで快適なものにする。通訳機の「ポケトーク」を日本語から日本語への翻訳に設定して、耳の聞こえにくい人との会話に使うユーザーがいることがきっかけで開発したという。
WHO(世界保健機関)の「World Hearing Day 2018」によると、高齢者人口の増大などで世界的に聴覚障がいに苦しむ人が増えており、2050年には推計9億人に達すると言われているという。我が国は世界の中でも高齢化が進んでおり、今後さらに増加が予想される加齢性難聴の人が、気兼ねなくコミュニケーションできるよう、AIによる高性能な音声認識エンジンを使用した筆談専用機として、スピードや文字の見やすさ、使いやすさにこだわったという。
同社サイトでは、27日から予約受付を開始、9月4日からは全国の家電量販店の他、眼鏡販売店の「メガネの愛眼」でも販売を開始する。また、まずは試してみたいという人のために、本製品のレンタルサービス(月額1980円・税別)も開始する。詳しくは同社サイトを確認する。