つくば市は27日、新型コロナウイルス感染症対策として、10月から、CYBERDYNE社の除菌清掃ロボット「CL02」を導入すると発表した。
現在、新型コロナウイルス感染症対策として各地の公共施設等においては除菌作業が日常的に実施されている。一方、中長期的な感染対策が想定される中、日常的に除菌作業を実施するスタッフの負担軽減や感染リスク低減が求められるようになっている。
つくば市は、国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用し、令和22020年10月から2021年3月の6カ月間のリース契約で、CYBERDYNE社の除菌清掃ロボット「CL02」の試験導入を実施する。このロボットは除菌剤噴霧器を搭載し、施設内を巡回しながら除菌を行う。
導入先としてはつくば市役所庁舎1階を予定しており、除菌作業の効果も含めた検証を行っていく。当該製品は、2020年3月末にターミナル内の除菌作業を目的に羽田空港へ導入されており、自治体としてはつくば市で初めて運用されるという。