AI開発・運用、AI人材の育成・採用支援サービスを提供するSIGNATEは16日、関西電力送配電に対し、AIリテラシー向上を目的として、法人向けオンラインAI学習プログラム『SIGNATE Quest』を提供すると発表した。
企業におけるDX推進においてAIの活用は必須となってきており、文理を問わず、社員のAIリテラシー教育は企業にとって大きな課題となっている。
そうした中、関西送配電が全社員約9千名を対象に実施するAIリテラシー向上を目的とした研修に、「SIGNATE Quest」を導入した。同社は、昨年末からの約3カ月間、初学者から技術者まで様々なスキルレベルの方に、試験的に「SIGNATE Quest」を受講させた。その受講後アンケートにおいて好評だったことから、今回、全社員へのAI基礎講座提供が決定したという。
なお、同社は、全社員へのAIリテラシー講座提供とは別に、一部の社員(約200名)に対してより高度なAI・データ分析スキルを身に付けさせAIプロジェクトの成功確率を高めるための教育も同時に実施することになっており、その教育も「SIGNATE Quest」が提供する。