アルテックは8日、自律走行ナビゲーションテクノロジーを手掛けるBLUEBOTICS社(スイス)とUV-C紫外線殺菌ランプを取り扱うEngMotion社(スロべニア)が共同開発した自律走行型紫外線照射ロボット「miniTM UVC」の国内販売を開始すると発表した。
新型コロナウイルス(COVID-19)および人手不足等の課題解決策として最適な自律走行型ロボットだという。
自律走行型紫外線照射ロボット「miniTM UVC」の特長
●ルート設定
事前に殺菌したいルートを「miniTM UVC」に走行させ移動マップを作成。作成したマップ上に殺菌ポイント等を設定すれば、後は「miniTM UVC」が毎回プログラム通りに殺菌作業を実施する。
●セーフティレーザースキャナー
ロボットの前後にセーフティレーザースキャナーが搭載されており、移動中に人や障害物等が検出された場合、停止して自動回避する。上部には、高感度移動センサーが搭載されており、人や障害物が検出された場合、UV-Cの照射作業を自動で中断する。
●自律走行と複数ロボット制御で作業者の負担を大幅に軽減
「miniTM UVC」を稼働させることで、少ないリソースで殺菌作業を実施することが可能。さらに複数の「miniTM UVC」や用途の違う清掃ロボット等をANTサーバを介して接続することで、より迅速により広いエリアの様々な作業を同時に効率よく作業することが可能。