「調理ロボットサービス」を開発しているコネクテッドロボティクスは14日、東京都ものづくりベンチャー育成事業Tokyo Startup BEAMプロジェクトに採択されたと発表した。
本事業を通じて、ソフトクリームロボットにおける注文から商品提供までの全てのプロセスを非接触で行う追加の技術開発と量産体制構築を進め、調理ロボットシステムの更なる普及を目指すという。
非接触型サービスの実現では、コーンディスペンサーや券売機などの発注システムと連携させパッケージ化することで、注文から提供までの全ての工程を店員との接触なく提供できる仕組み構築を目指す。
調理自動化推進のための小型調理ロボット量産化では、開発パートナー会社との連携強化によりハードウェアの設計見直しと整理、内部・外部体制の構築を行うことで、低価格を維持しながら技術品質を落とさない量産化体制の構築を目指す。
本ロボットシステムの導入ターゲットとなる外食産業は新型コロナウイルスの影響から非接触サービスへの転換を求められているだけでなく、慢性的な人材不足の問題もいまだ解決されていない。同社では、本開発を通して、安定稼働できる非接触サービスを広く国内外へ普及させ、慢性的課題(人手不足)と新規課題(非接触)の両方の解決に貢献していくとしている。