Bodygram Japanは17日、そごう・西武のそごう横浜店と西武池袋本店の紳士服ワイシャツ売場へ「Bodygram」を提供すると発表した。
コロナ禍の中、実店舗では新しい生活様式の対策として非接触接客が求められ、これまでは当たり前であった顧客に対して直接採寸を行う接客が難しくなった。来店した顧客に対し、洋服のサイズを非接触型接客でアドバイスできるツールとして、そごう横浜店と西武池袋本店に、AI推定採寸技術のBodygramを提供する。
特に採寸部位が多く、正確さを求められる紳士服のワイシャツ売場にBodygramが導入されることで、実際の採寸同様の接客が期待されるという。顧客は、非接触の接客を受けることで、安心して購入できる。
「Bodygram」は、人工知能(AI)の学習機能を駆使して身体サイズを推定する先進技術。年齢・身長・体重・性別を入力し、服を着たまま、スマートフォンで正面と側面の2枚の写真を撮影するだけで被写体のボディラインを自動で検出し、腹囲・肩幅・手足の長さなど全身のサイズを推定できる。これまで、アパレル業界やライフスタイル・ヘルスケアへの技術提供を行ってきた。
接客方法
1.来店した客に店舗のスマホ端末に入っているBodygramアプリを用いて全身のサイズが測れることを説明し、希望の客には簡単な情報を入力してもらう。
2.入力後、店員が客の全身の前と横の写真を撮り、客の全身の推定採寸をする。
3.結果をプリントアウトして客に手渡しする。さらにその採寸結果をもとに、気になるアイテムのサイズ選びをアドバイスする。